外壁漆喰面塗装の注意点！

昨日、純和風住宅の外壁塗装見積りへと行ってきました。

外壁上部は漆喰塗り、外壁下部は外装板の上にリシン吹き付けの仕上がなされています。

築後、25年近く経過していますが現在まで一度も塗装された事は無いようです。

しかし、漆喰面、リシン面ともに経過年数の割には綺麗な状態です。

北面にも、藻・苔なども殆ど発生は見られず。

漆喰面にも、若干の汚れは確認できるものの剥がれや割れなどは発生していません。

全体的に、経年による劣化が確認できる程度ですので、この状態なら新築時の様に綺麗に蘇らせることができます。

やはり塗装の時期は大事ですよ！

塗装の時期を逃すと、出費が嵩むばかりでなく仕上がりにも影響してきます。

今回は、漆喰部分は関西ペイントのアレッスシックイ外部用をお勧めします。

この塗料は、漆喰面の専用塗り替え塗料となります。

塗料といいましても、材料は本漆喰と同じ性能、特徴を持っています。

漆喰面に通常の塗料を塗装すると、１〜２年程度で剥離が起きます。

それは、漆喰内部は多孔質になっていまして、呼吸をするといいますか空気が出入りするような構造なっています。

通常の塗料を塗装しますと、全面を膜で覆ってしまいますので、中に閉じ込められた空気が外に出ようとするときに、塗装された塗膜を押し上げてしまい剥離が発生します。

同じ多孔質構造を持つ塗料を塗装する必要があるのですね！

それに、漆喰は塗料に悪影響を及ぼす強アルカリ性となります。

漆喰面を塗り替えする場合は注意が必要です。

それでは、今日も張り切って行きましょう^ ^

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