まず最初に、シリコンとは前回の動画でも登場しました「ケイ素」のことです。化学的に言いますと元素Siのことです。 私たちの身近にある石や砂そして岩、このようなものにたくさん含まれている元素がケイ素です。 地球表層部に存在する元素で一番多いのが酸素(49.5%)、そして2位がケイ素(25.6%)の物質からできている。つまりシリコンの原料成分は、身近にあふれています。 そんなわけでシリコンは石ころから作られると言っても過言ではありません。 実際に製造する場合はケイ素含有量の多い珪石を用います。珪石は見た目が白っぽいのが特徴で、かつては日本各地で採取されていましたが、火成岩に高純度の珪石が含まれることが多く硫黄島や伽藍岳で採掘されていましたが、輸入鉱石に押されて今では閉山しています。国内の産地としては愛知県とか静岡県が有名です。 ここからはチョット眠たい話になってきますけど。 珪石は、木炭などと一緒に、電気炉を使って温度を上げながら還元(炭素が酸素を奪って、ケイ素が金属状に遊離)することによって、金属ケイ素(不純物を含んでいる)を取り出しています。 珪石から得た金属ケイ素=金属シリコンから様々な化学反応を経て、無機物と有機物の性質を兼ね備えるユニークな物質となります。 高硬度に硬化する物から、固形化しない皮膜を形成する物など用途に応じた皮膜を作ることができ、無機物と有機物の両方の性質がありそれぞれの性能を活かすことが出来る。

それでは動画でどうぞ!

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