2012年5月のブログ記事です。

某工場の新築工事現場に来ています。

仕上工程もほぼ終了し引き渡し間際の状態になっております。

内部倉庫の塗り床 完了


本日の作業は、外部倉庫の塗り床です。


仕上の材料は、内部倉庫はエポキシ樹脂系の塗り床材を使いましたが、外部倉庫には硬質ウレタン樹脂系の塗り床材を使います。

エポキシ樹脂系の塗り床材は、外部に用いると、紫外線にさらされ黄変、チョーキング(塗膜が劣化し、チョークの粉みたいに白く手につく現象)等の不具合が早期に発生します。その為、本現場は硬質ウレタン樹脂系の塗り床材を使用することにしました。


塗料には色々な性質が有り、塗装する面に最適な材料を選択して、施工する必要があります。

また、塗り床材、防水材などの塗料は2成分型の物が多く、材料を混練する場合は、ハカリを用い正確な混合比率(主剤と硬化剤)で混ぜ合わせ、攪拌は必ず電動攪拌機を使用し3分以上泡を巻き込まないように攪拌します。
粘度の高い材料はさらに長い時間攪拌する必要があります。

主剤と硬化剤の攪拌が終わったものに専用シンナーを加えて適切な粘度に調整します。

主剤と硬化剤の混入後、十分な攪拌をする前にシンナーを加えると、硬化剤とシンナーが反応する場合が有り、硬化不良の原因となります。

外部倉庫の塗り床の状況  上塗り1回目終了後、パテ処理中

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