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おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は、葡萄染色です。

葡萄染(えびぞめ)とは、赤みがかった少し薄い紫色のことです。

葡萄葛(えびかずら)の熟した実のような色で、紫草の根を用いて染められました。

平安時代に宮廷の女官に好まれたらしく、『枕草子』に「女の表着は薄色、葡萄染、萌黄、桜、紅梅、すべて薄色の類(たぐい)」という表記がみられます。

『衣服令』によると服色条九番目の色です。

襲の色目としては、「表・蘇芳、裏・縹(はなだ)」を配した四季に通用する色目です。

ちなみに「葡萄」の文字は江戸中期頃から「ぶどう」とよばれるようになりました。

今日から10月、少しづつ気温が下がり、山の木々も色づき始める季節となります。

10月は神無月とも言います。

島根県・出雲地方では古くから神無月を神在月(かみありづき)と呼んでいます。

10月には全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、いろいろなことを神議(かみはか)りする…という言い伝えが、平安時代には生まれていました。

そこでは、人が計り知ることのできない「神事」が話し合われると言われています。

来年の収穫や人の縁は神事なので、「どこどこの誰と誰を夫婦(めおと)にしよう」といった相談も行われるのだとか。

神様が集まるということは、その他の地方は神様が留守になっちゃうの?というと、その心配はないのでご安心を。

出雲に参集される神様は、山野や河川などに住む「国津神(くにつかみ)」といわれています。高天原(たかまがはら)から降臨した天津神(あまつかみ)は特に出かけないとされています。

また、恵比須(えびす)様や、金比羅(こんぴら)様、道祖神(どうそじん)、かまどの神様なども、ずっと留守番をしてくださると言われています。

恵比須様といえば、この時期「えびす講」を行う社寺は多いですね。

出雲大社の神事は公開されていない場合も多いですが、神事の期間も大社への参拝は可能です。

参拝の作法は、出雲大社では「2礼4拍手1礼」と他の神社とは異なりますので、ご注意を!

それでは、今日も張り切って行きましょう♪♫♬

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