kuroganeiro

鉄色(くろがねいろ)

●日本の伝統色

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は鉄色(くろがねいろ)です。

鉄色(くろがねいろ)とは、鉄の焼肌の色のような青みが暗くにぶい青緑色のことです。

釉薬の呉須のくすんだ青色を指すこともあります。

金を「こがね」、銀を「しろがね」、銅を「あかがね」というのに対して、鉄は「くろがね」と呼ばれました。

藍染で出される色の中でも緑みの濃い青に対して適当な色がないことから広く用いられた色名で、明治中期頃から大正にかけて大流行し、番頭や手代の前掛けの色に用いられました。

ちなみに鉄を関する色名は、ほかに「鉄御納戸」、「鉄紺」、「鉄鼠」、「鉄深川」などがあります。

●七十二候

2月24日〜2月28日頃を霞始靆 (かすみはじめてたなびく)と言います。

七十二候が雨水の次候に変わり、春霞がたなびき始める頃となりました。
 
「靆=たなびく」は、霞や雲が層をなし、薄く長く漂っている様子を表しています。
 
春になると、冬の乾いた空気に比べて大気中に細かな水滴や塵が増え、遠くの景色がぼんやりとかすんで見えることがありますが、こうした現象を「霞」と呼びます。

昔の人は、山々の裾野にうっすらと広がるこの春霞のことを、春を司る神様「佐保姫 (さおひめ)」がまとう着物の裾に例えました。
 
また、「霞の衣」とは、霞がかかっている様子を衣に見立てた言葉です。
 
柔らかくほのかにかすんで見える山々は、のどかで春らしい風景です。
 
遠くに薄ぼんやりとたなびく「霞」と、近くに深く立ち込める「霧」。
 
実は、物理的には同じ現象なのですが、「霞」は春の季語、「霧」は秋の季語とされ、発生する時期によって呼び名を変え区別しています。

●2月24日今日は何の日?

・月光仮面登場の日

1958(昭和33)年2月24日に、現:TBSの前身にあたるラジオ東京で、国産初のテレビ映画となった『月光仮面』の放送が始ったことにちなんで記念日が設けられております。

月光仮面のTV放送は日本のヒーロー番組の元祖と目されており、時代劇や探偵活劇の要素を組み合わせた作風の特撮番組は、覆面、白いターバン、黒いサングラス、白マフラー、全身白タイツ、裏地に色のついた白マントといった容姿も大きな話題となりました。

また、約1年間で130回以上放送されるなど絶大な人気を誇り、同年には漫画化、実写映画化もされております。

以後もアニメ化、映画化リメイク、テレビドラマリメイクなどなど、関連する数多くの作品が作られております。

・クロスカントリーの日

1977(昭和52)年2月24日、クロスカントリー(スキー)競技のルール統一後初となる大会がイギリスで開催されたことにちなんで記念日が設けられております。

クロスカントリーは原野、森林などの自然を活かしたコースで行われる陸上競技で、基本的には山間部で行われる中長距離のマラソンや、自転車レースの競技を指す言葉として使われております。

クロスカントリー(スキー)は、ノルディックスキーに分類される一種で、走法によりクラシカル走法:スケーティングによる推進禁止、フリー走法:走法技術に一切の制限がない、の2種類があり、ルール統一後は上記2種の走法をスタート方法などによって競技を8形式に分類し使い分けるようになっております。

・日本初の鉄道ストライキ起こる

1898(明治31)年2月24日、日本初となる鉄道ストライキが実施されました。

明治維新後、資本主義の発達、国家の治安維持を最優先課題としていた日本は、国家主導で次々と近代化を推進。

その過程で財閥や華士族等の私的財産も多く投入され、軍事、製鉄、鉄道、電信電話などの各事業は、特に有力財閥と国家の癒着が色濃くなっていくことに。

企業や企業のトップだけが巨大化し私財を多く蓄えていく一方で、労働者は安い賃金で働かされ続ける実態が徐々に浮き彫りとなっていきました。

また、当時は一個人の思想や表現の自由化が浸透しきつつある風潮があったことも相まって、労働環境に不満を溜め込んだ日本鉄道会社の機関士ら約400人が、「労働環境の改善を!待遇、地位の向上を!」と声を上げストライキを決行。

上野駅~青森駅間の全列車が運休となりました。

日本初のストは同月27日に終結し、その後約4週間に渡る組織的団体交渉の末に、労働者側が主張していた権利をほぼほぼ勝ち取った結果となりました。

・昭和天皇 大喪の礼

1989(昭和64)年1月7日に御崩御された昭和天皇(諱:裕仁ひろひと)の国葬で、御大葬のうち国の儀式として執り行われる大喪の礼が1989(平成元)年2月24日に執り行われました。

昭和天皇の大喪の礼が行われた1989(平成元)年2月24日は公休日となり、沿道に詰めかけた約20万人もの会葬者が見守る中、昭和天皇を乗せた轜車(じしゃ)は皇居から葬場総門の新宿御苑までを進みました。

一般者以外にも、世界各国から国家元首、使節、大使など約164か国700名以上が会葬し、国内のテレビやラジオ各局などでも中継された他、全国各地で弔旗・半旗が掲揚されるなど、学友が呼び捨てで呼び合うことに羨望し、自ら仮名を造り呼び捨てで呼んでもらおうと企図し、皇太子時代に外遊した際、皇太子を知らない現地の鉄道職員から一般人扱いされたことを喜ばれ、生物学者として動植物に造詣が深く、趣味のゴルフをする場を作るより自然を大事にし、「少し侮辱的な感じがしてどうも好まない」との理由から「雑草」という言葉は好まず、一夫一妻制を推し進め、終戦時には御身よりも国民のことを第一に想った昭和天皇を多くの方々が偲び敬いました。

それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬

LINEで簡単お問い合わせ! 下のボタンをクリックして友達追加お願いします!

友だち追加

MY GEAR
メインカメラ:SONY FX-3
サブカメラ: Canon EOS80D
単焦点レンズ:SONY FE20mm F1.8
広角レンズ: Canon EFS10-18mm
ズームレンズ: Canon EFS18-135mm
マイク: SONY ECM-MS2RODE WIRELESS GO
ドローン: DJI Mavic mini
アクションカメラ: GoPro hero8-black
メインコンピューター: MacBook Pro (15-inch)
編集ソフト: Final Cut Pro






この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!