宮崎県の北部、熊本との県境にある五ヶ瀬町から諸塚に通ずる県道503号線を浄専寺方面へ向かい、浄専寺の手前に六峰街道入り口と案内板があります。

そこから約8㎞、車で20分程度山道を走ります。

高千穂方面、延岡方面へと分かれる三叉路が有りその右手前に鳥居があります。

車は侵入禁止ですので、路肩の広くなっている所に車を止めて、参道を登っていきます。

三ヶ所神社 奥宮は、日向の地には少ない山岳信仰の神山「二上山」の9合目付近位に建つ神社です。

今から約千百年前に建立されたと伝わります。

今でこそ階段等が整備され行くことが出来ますが、それでも険しい場所に建っています。

日本書紀には、「日向の高千穂のくしひの二上のたけ」に瓊瓊杵尊が降臨地と記されています。(その他にもいくつか挙げられていますが)

二上山はその天孫降臨伝承地のひとつと伝えられています。「二神山」と書くとも聞いています。

三ヶ所神社 奥宮の御祭神は、瓊瓊杵尊、伊邪那岐尊、伊邪那美命、猿田彦命です。

猿田彦命は、天孫降臨の時に瓊瓊杵尊の道案内をした神様です。

この日は、前夜から朝方にかけて雨が降っていたので、二上山山頂付近はほとんど視界が効かないくらいの霧が発生していました。

しかし、この参道付近から山頂へかけての道は、不思議な事に霧が晴れていて視界良好でした。

流石に神様を祀る所ですね!何だか神々しい気持ちになりました。

それでは、参道であり登山道でもある道を登っていきます。

この道は「杉の越」と呼ばれ、戦国時代の古文書によれば交通の要路になっていたようです。

肥前(福岡)、豊後(大分)、日向(宮﨑)、肥後(熊本)の中心をなしていまして、西南戦争のときには、西郷軍を通った道だそうです。

この道の路肩にはお地蔵さんが祀ってありまして、当時から通行人を安全を見守ってくれています。

坂道を登っていくと、途中に奥宮まで行けない人の為の参拝所があります。

その先を見ると、真っ赤に錆びた鉄骨階段があります。

さらに、その先を見ると断崖にそって急勾配の階段があります。

それを見ると、ここで断念しそうになります。(強度は大丈夫だろうか?と言う意味も含めて)

途中には、神社までの距離や所要時間などの案内は無く、ただひたすら断崖に沿う急勾配の階段や、やや傾いた石の階段を登っていく事になります。

途中で何度も心が折れそうになり、引き返したくなります。

なるほど、下界に三ヶ所神社が祀られているのが分かります。

しばらく登ると、三ヶ所神社奥宮が見えてきました。

ここは、二上山男嶽の9合目になります。

社は、二上山の岩肌に飲み込まれるような形で建っています。

その脇に、落石でしょうか大きな岩が鎮座していますが、その岩にもしめ縄が巻かれています。

奥宮からの眺望は、一千メートル級の山々が見渡せ、神々しい気持ちにさせてくれます!

さらにこの奥に二上山山神社、二上山稲荷神社、男嶽山頂へと続く道がありますが、今回は降雨の後で道も滑りやすくなっているので、ここで諦めました。

秋にでも、再度来てみようと思います。

興味のある方は、一度参拝してみてください。

きっとご利益がありますよ!

それでは動画でどうぞ!

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