2010年に塗装した建物の一部ですがどれくらい劣化しているのかをご紹介したいと思います。
10年前は、特に新築物件において低汚染型の圧膜タイプの塗料がよく施行されていた記憶があります。
それは、吹き付けであったりコテ仕上げであったりと仕上の方法は様々ですが。
低汚染型と言うのは塗料表面に親水性をもたせ降雨時に汚れを洗い流すものです。
この効果のおかげで、10年経過しても汚れの付着、苔・藻など発生も殆ど視られず良い状態を保っています。
一方、吹き付けタイルの上に弱溶剤2成分型のウレタン樹脂塗料で仕上げた物件がありますが。
建築塗装の分野では、現在はウレタン樹脂塗料は外壁仕上げには殆ど使われておらず、耐候性が7~8年という短さも原因しているようです。
その他、現在外壁塗装に最も使われている、弱溶剤2成分型シリコン樹脂塗料で仕上げた建物は、耐候性の劣る原色系で施工しているにもかかわらず、若干のショーキング現象の発生が視られる程度でした。
立地条件、下地の種類などにもよりますが2成分型シリコン樹脂塗料で耐候性的には8~12年といったところでしょうか。
住宅の塗り替えをされる場合は、外壁は2成分型シリコン樹脂塗料、屋根には無機の屋根専用塗料をお勧めいたします。
こうすることによって、外壁と屋根の塗料の劣化速度を合わせることが出来、次回塗り替え時に無駄が無い形となるでしょう
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