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紫鳶色(むらさきとびいろ)

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は紫鳶色(むらさきとびいろ)です。

紫鳶(むらさきとび)とは、暗く灰がかった赤紫色のことです。

蘇芳を主染料にして染めた、鳶色の変相色です。

江戸中期の安永・天明の頃に小袖や女性の衣服の裏地に愛好され大流行したといいます。

※蘇芳(すおう)とは染料となる植物の名前で、蘇芳の芯にある色素を明礬(みょうばん)や灰汁を使って発色させたものです。明礬焙煎では赤に、灰汁で赤紫に、鉄では暗紫になります。今昔物語では凝固しかけた血液の表現にも使われています。江戸時代には紅花や紫に代わって染色に用いられたため、『偽紅にせべに』や『似紫にせむらさき』とも呼ばれました。

七十二候では、9月23日〜27日頃を雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)と言います。

の間に鳴り響いた雷が収まるころ。

大きな雷雲の代わりに、空にはもこもこと鰯雲が現れます。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、このころから残暑も落ち着き、秋らしい爽やかな日が訪れます。

春分に鳴り始め、秋分に収まる雷、それは稲が育っていく時期と重なります。

そのため、昔の人は稲妻が稲を実らせると考えました。

実際に雷は、空気中の酸素や窒素に化学変化を起こさせ、天然の肥料の窒素酸化物を作り、雨とともに大地に降り注ぎます。
 
この窒素酸化物は、窒素系の肥料と同じもので、稲や植物の成長を助けます。

椎茸などのキノコ類も、雷に反応して成長するのだそうです。
 
ちなみに「雷」は “夏” の季語ですが、「稲妻」とした時は “初秋” の季語となります。

それでは、今日も張り切って行きましょう♪♫♬

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