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紫色(むらさきいろ)

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は紫色です。

紫(むらさき)とは、紫根(しこん)で染められた絹のような赤と青の中間の色のことです。

または紫系統の色の総称。虹を構成する七色のひとつ。

飛鳥時代(五九二〜七一○)にはその名が見られる非常に古い色であり、現代ではJIS規格に定められた基準色でもあります。
名前の由来は多年草の「紫草(むらさき)」の根(紫根(しこん)で染められたことから、色名も「ムラサキ」と呼ばれるようになりました。

江戸時代に入ると庶民は紅花染(べにばなそめ)の『紅』とともに紫根染(しこんそめ)の『紫』が禁制となりました。

そのため安価な染料を使った代用の紫染めを開発し『偽紫』として流行します。

市井(しせい)の人々もそれほど『紫』を求めていたのでしょう。

ちなみに、『似紫』が流行したため、伝統的な紫根染めは『本紫(ほんむらさき)』と呼ばれ区別されるようになりました。

いつの時代においても『紫』は人々の憧れの色でもあり、現代でも「紫綬褒章(しじゅほうしょう)」のような栄誉ある色のひとつとなっているのも、我が国の紫を尊ぶ文化があるからでしょう。

余談ですが、『紫』は英語では『パープル(purple)』と訳されますが、JIS規格では『紫』と『パープル』は異なる色となっており、伝統的な『紫』は『ロイヤルパープル(Royal purple)』にあたります。

今日は何の日

●ハロウィン
ハロウィンの起源とされるアイルランドの古代ケルト暦では、1年の最後の日は10月31日とされておりました。

古代ケルト族の大晦日となる10月31日には収穫感謝祭が執り行われており、後にこの古代ケルト暦がキリスト教に取り入れられたことから、今日行われているハロウィンに変わっていったとされております。

また、ケルト族には死者の霊が家に戻ってくる、ほうきに乗った魔女が黒猫を連れて悪さをしにやってくる等の伝承があったそう。

これが発展して、子どもたちがいろいろな扮装をして戸口で「Trick or Treat」お菓子をくれなきゃ悪戯するよと言うようになったんだとか。

●日本茶の日
建久2年10月31日(新暦:1192年12月14日)に、臨済宗の開祖・栄西が宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったとの記録があり、これが日本茶の始まりとの見方が強いことから記念日に制定されております。

日本茶は日本独自の環境で育った茶葉だけを使用しており、その製法は時代とともに改良が加えられ受け継がれてきた日本文化のひとつとなっております。

●日本で初めてガス灯が灯る
1872年10月31日、神奈川・横浜の馬車道にて、日本初となるガス灯が点灯されました。

それまでは街灯に油が使用されていましたが、消えづらく明るいガス灯の登場により、全国でガス灯が普及していくこととなりました。

また、ガス灯の登場と普及は日本のガス関連事業も急速に活性化されていく側面も持ち合わせており、日本の近代化と経済成長の一躍を担っていきました。

それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬

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