先日、トリッカーズのバートンをアウトレットではありますが手に入れました。

トリッカーズというのは、イギリスの老舗の革靴メーカーです。

1829年にイギリス中東部に位置する、革靴の聖地とも言える「ノーサンプトン」でジョセフ・トリッカーと言う人が創業しました。

それから、200年近くの間、多くの靴好きを魅了してきました。

トリッカーズの靴は、最初は皮が非常に硬く、靴擦れをおこすのも当たり前と、ある意味修行的な気持ちで履きこなすとまで言われています。

しかし、経年して自分の足に馴染んでくると、自分だけの特別な靴になると言われています。

そういう意味も含めて、大事に長年履こうとYouTube動画などで色々と調べていた、プレメンテナンスと言う履き下ろす前のメンテナンスがあるのを知って試してみました。

私が試した、プレメンテナンスの工程は3日間かけて行うようです。(実際は3日以上かかるようですが)

最初に、サフィールのクレム1925のニュートラルで汚れやクリームを落とす工程です。

靴クリームをクリーナー代わりに使う?と思われる方も多いと思いますが、クレム1925のニュートラルには溶剤分がけっこう含まれていて、汚れ落としの効果もあるようです。

次に、クレム1925ニュートラルの蝋分を落とすために、50度くらいのお湯につけたタオルを固く絞って拭きあげます。

これを何度か繰り返すと、蝋分が落ちるようです。

蝋分が落ちたらデリケートクリームを塗っていきます。

デリケートクリームはアウターだけでなく、内部の方にも塗っていきます。

ここで使うデリケートクリームは、本来ならサフィールのナッパデリケートクリームを使うようですが、近くで販売していたモウブレイのリッチデリケートクリームで代用しました。

これで、1日目の作業は終わりとなります。

2日目は、靴全体を馬毛のブラシで軽くブラッシングしたら、タピールのレーダーオイルを塗りこんでいきます。

レーダーオイルには皮を柔らかくする効果があるようです。

ただし、塗りすぎるとレーダーオイルが完全に乾くまで、クリームやワックスを塗っても艶がでないようになりますので、塗り過ぎは厳禁です。

レーダーオイルを塗った後は、24時間以上乾燥させます。

そして、24時間以上乾燥時間が経過したら、クリームを塗っていきます。

私は、サフィールのクレム1925のコニャックを塗って仕上げています。

この時に、再び内部にデリケートオイルを塗りました。

この後の作業は、靴紐を通して通常通り履いて、履きシワ入れの儀式です。

この儀式は本当に緊張しますね!

これで、履き下ろす前のプレメンテナンスは完了です。

この後は、週一メンテを行うようです。

1週間に一度程度の使用なら、2〜3週間の頻度で半年間行えば良いようです。

この後の経年変化は機会がありましたら、ご紹介してみたいと思います。

それでは動画でどうぞ!

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