皆さん知ってますか?
内科医の先生がウイルスをペンキにたとえてSNSに投稿した予防法が話題になっていますね。

内容は「外は一面塗り立てのペンキの世界」と題して、目に見えないウイルスをペンキにたとえ、手や髪、衣服に付着したウイルス、くしゃみ・咳などで飛んでくるウイルスからどうして身を守るか?

目的は「口や鼻や目にウイルスをつけないこと、そこから体の中に侵入させないこと」らしいです。

○電車に乗ってシートにも持たれたら、「背中とお尻に塗り立てのペンキがベッタリと付いた!」と思って下さい。

○エレベーターのボタンを押したら「今、指先にペンキがついた」と思って下さい。

○マスクが無ければ、ペンキのついた手で鼻や口を触らないように気をつけましょう。

○全身ペンキまみれになっても、パニックになる必要はありません。鼻や口に入る前に洗えばいいのです。大事なのは、体についたペンキを鼻や口に入れないことです。

○マスクを外している人からはペンキのミストが出ているので、「この人は咳をしてないから大丈夫」と思ってはいけません。症状がでていない感染者から出たスプレーからも感染します。

ざっとこのような内容になっています。

目に見えないウイルスをペンキに置き換えることで、とてもわかりやすく表現しています。
これが多くの人に伝わり、予防方法が浸透していけば感染者も減り収束へと向かうのでしょう。

「たとえ話にペンキを使っているだけ!」なのは十分理解できますが、私たちのように建築や車両用等の塗料を扱うものとしては、ペンキにたとえるのは「・・・・・」な感じです。

当たり前のことですが、塗料は町や物を綺麗にする目的で作られています。汚すために作られているのではありません!

前置きが長くなりましたが、今年の3月に、塗料メーカーの関西ペイントから「接触感染対策シート」が発売されました。

昨年の2019年秋に「接触感染対策テープ」というのが販売されたのですが、予想を上回るペースで売れ殆ど完売状態となっているようです。
Amazonで確認してみると、小売希望価格が4,000円チョットのものが14,500円とかの高値で販売されています。

今回発売の「接触感染対策シート」はサイズが10㎝×20㎝の3枚入りで小売希望価格が1,500円となっています。

関西ペイントが以前から販売している、消石灰を主成分としたローラー・刷毛で塗れる特殊漆喰塗材「アレスシックイ」をマスクなどに使われる素材「不織布」に塗り付け、シート状にし裏面は粘着テープになっています。
カットして、良くさわるドアノブとか手摺りなどに簡単に貼ることが出来ます。

消石灰は強アルカリ性で菌・ウイルスが生息できない環境を造り出します。持続効果は約6ヶ月と表示してあり、「汚れてきたら早めの交換をお願いします」と書いてありました。

コロナウイルスに対する抗ウイルス試験データーは無いようですが、長崎大学熱帯研究所で行った、香港型インフルエンザウイルスに対する試験データーでは15分後にはウイルスが99.9%減少したとカタログに示してあります。

私も家の中とか車の中の、良くさわる部分や物に貼り付けようと近所のホームセンターへ行きましたが、完売したのか?売っていませんでした。
取り急ぎ、Amazonに注文を入れました。因みに価格は1,300円税込み・運賃込み(2020/6/4現在)でした。土曜日には到着するようです。

到着したら商品レビューを行いたいと思います。

先日紹介しました、日本ペイントの「パーフェクトクリーンインテリア」などの抗菌性を有する塗料も各メーカーから色々と発売されてきました。
これらの塗料とか「接触感染対策シート」を上手に使って、自宅の玄関と別の一部屋だけは、菌・ウイルスが増殖しないような空間を作ることも今後必要となってくるかもしれませんね。
特に玄関だけはこのような対策を早急にとると良いのではないでしょうか!

それでは動画どうぞ!

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎(市)情報へ

にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ

にほんブログ村

宮崎県ランキング