日本の伝統色と言う色見本帳があります!

今日はですね、DIC(ディ・アイ・シー)株式会社(旧社名大日本インキ)のグループ会社が発行しています。「日本の伝統色」と言う見本帳を紹介してみたいと思います。

通常塗料の調色を依頼する場合は、日本塗料工業会が発行しています。通称「日塗工」の見本帳で注文します。

「日塗工」の見本帳は、一般的な色見本帳と異なり一つ一つの色が全て塗装してあります。

ですから、かなり近い色で調色ができます。

最近の「日塗工」には艶ありの見本ばかりではなく、数は少ないですけど艶消の見本も添付してあります。

しかし、和風の色選びとなりますとアルファベットと数字で色番号が記載されているだけですので、イマイチ決めづらい格好となります。

そこで、DIC(ディ・アイ・シー)株式会社(旧社名大日本インキ)のグループ会社が発行しています。「日本の伝統色」が便利です。

当然色番号も書いてありますが、色名が全て和名となっております。

例えば、曙色とか茜色です。

ちなみに、曙色とは太陽がのぼるときの空の色を表現していますし、茜色は陽が沈む時の夕焼けの色を表現しています。

また、茶人の千利休が好んだであろう渋めの色も利休○○などと利休の名前がついています。

この色の和名のほとんどは、江戸時代に名付けられたものが殆どのようです。

その証拠に、江戸時代に流行りました、歌舞伎などに使われた着物や帯、鉢巻などの色使いから多くの色名が誕生しています。

最近、私は毎朝この「日本の伝統色」を広げ一番先に目にした色のエピソードとか、色名がついた歴史などを簡単にまとめてブログを書いています。

ご興味がある方は、当社のホームページを覗いてみてください!

しかし、調色を依頼する場合は、「日本の伝統色」の見本は、印刷用のインクの見本となっていますので、かなり近いところまでは調色可能ですが、そのものズバリの色は出ないと思っていてください。

通常、塗料メーカーの調色工場とか塗料販売店には置いてあると思います。

もし、和風の色をお探しならお近くの塗料販売てへ電話をして確認されると良いかもしれません。

和風の色を決める場合は絶対にお勧めいたします。

お求めになられるのであれば、Amazonとか楽天などからも購入できるようです。

現在販売中のものは日本の伝統色第9版で定価が税別で12,800円でした。

日塗工の税別2,700円などと比べると少々高いと感じるでしょうけど、一般的なマンセルとかの色見本帳などと比較するとかなり安いと思います。

ご興味のある方とか、仕事で色決めなどをされる方は日塗工と日本の伝統色の見本帳を合わせて購入されてはどうでしょうか?

それでは動画でどうぞ!

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