街中を歩いているときに見つけた外壁の色なのですが、こちらは濃い緑色で塗られておりました。
この建物と話は全く関係ありません!
しかし、こんな外壁色の日本料亭とか蕎麦屋があったらどうでしょうか?
実際、料理が美味しくても知らなければ入るのを躊躇するのではないでしょうか?
私だけでしょうか?やはり和食を提供するお店は白っぽい外壁の方がいいのではないでしょうかね?
それから、外壁が真っ黒な建物がありました!
こちらの建物も今回の話とは全く関係ありません!
しかし、こんな真っ黒な外壁の病院とか結婚式場があったらどうでしょうか?
敬遠したくなりませんか?
民間の建物の場合、その建物が立っている場所に景観条例とかが設定されていない限り自由に選ぶことができます。
実際、外壁の色で建物のイメージを変えますが、その建物で営まれている職業内容まで外壁色でイメージされる場合もあります。
塗り替え工事などで、外壁色を選ばれるときは慎重に選ぶ必要がありますね!
外壁色ではありませんが、危険とか注意、警告などの表示色は、JIS安全色(日本産業規格)で定められています。
このJIS安全色も2018年4月に改訂されまして、より鮮やかの色へと変更されています。
禁止、危険、防火の色は日本塗料工業会の色見本長の08−50Vと指定されています。
その他 警告は15−65X、注意は27ー80V、安全は45−55Tなどとなっています。
工場などで使用します配管の色も内容物に応じて細かく決められています。こちらの配管色は2018年の改訂では変更になっていません。
消火設備だったり道路標識、放射能表示なども決められた配色を使う必要があります。
表示物に応じて色彩がキッチリ決められている事は意外に知られていないのではないでしょうか。
民間の商業施設などに行くと、車止めポールの黄色が統一されていなくてバラバラに塗られているのをよく見かけます。(民間施設の場合強制することはできないのでしょうね?)
しかし、工場などになると消防法など色々な法令が絡んでくる様で、今までの経験ではキッチリとJIS安全色に基づいて塗装をしてきました。
特に外部の消化施設などの塗り替えの場合は注意が必要ですね!
今回は、JIS安全色の話をしてみました。
それでは動画でどうぞ!
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