先日、施工を開始しました住宅塗り替えの現場へタスペーサーを取り付けに来ています。

前回お見積りをさせていただいたお客様に、タスペーサーの必要性について説明させていただいたのですが、相見積もりの業者に無駄な出費だと言われた様です。

その内容が、近所の瓦を見せてどこにもその様な部材は入っていないから必要ないと言う理屈だった様です。(仮に取り付けてあったにしても下から見上げただけでは確認しずらいと思うのですが?)

そこの住宅は新築時からの2回目の塗り替えでして、できるだき予算を抑えたいと言うことでした。

しかし、ゆくゆく雨漏れの可能性があることからタスペーサーは外すことは出来ませんと、丁寧に説明させていただきましたが解ってもらえませんでした。

なにもタスペーサーを使う必要性はないのですが、カッターなどでコロニアル瓦とコロニアル瓦の間を雨水が流れる様に縁切りをしてあげればよいのですが。

どうしても、刃物を入れるだけでは、夏の暑い時期に再付着する可能性や、カッターや皮すきなどを差し込みために、せっかく塗装した瓦を傷つけたり、割ったりする可能性もあります。

確実性を求めるなら、やはりタスペーサーですね!

費用的にもそんなに高いものでもないですから、費用対効果を考えたら入れておいた方がいいと私は考えます!

今回の現場の瓦もコロニアル瓦です。

築年数が経過していますので、高圧洗浄後の瓦は真っ白になっています。

この様な瓦は、下塗りを2回後に上塗りを2回施行する様になります。

その上で、仕上げ材を2回塗布しても仕上がりが悪い場合は3回塗布することになります。

しかし、この様な場合であっても下請け業者を使っての塗り替えの場合、下塗り2回+上塗り3回合計5回塗りと言うことには、先づなりません!

通常通り下塗り1回+上塗り2回で終わりです。

なぜなら、塗り替え工事を受注した時点で、下請け業者の予算は決まっています。

もちろん、元請け業者に仕上がり具合が悪いからと相談して、下塗り2回+上塗り3回合計5回塗りを提案しても絶対に追加の費用は出ません!

弊社では、私が直接もしくは自社の職人が施工していますので、その辺りの融通は利かすことができます。

その辺りも、業者選びの参考にされてみてはいかがでしょうか!

それでは動画でどうぞ!

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