前回の塗り替え工事は、2002年の6月に施行しています。
あれから20年が経過して、2回目の塗り替え工事をご依頼いただきました。
前回の塗装は、スズカファイン株式会社のエポーレ(エポキシ変性ウレタン塗料)を使用しています。
今回も同じくスズカファイン株式会社のワイドエポーレ(弱溶剤型エポキシ変性シリコン塗料)を使用しています。
名前は同じなんですが、前回使用しました塗料は強溶剤のウレタン塗料です。
20年前は、まだウレタン塗料が主流の時代でした。
強溶剤というのは溶剤の匂いがきついタイプとなります。こちらも20年前はまだ強溶剤が主流でした。
20年経過しますと塗料も大分進化しまして、今回使用しました塗料は名前こそ同じですが、中身は全然違う塗料となっています。
まず、強溶剤から弱溶剤に代わっています。何が違うかと言いますと、塗料の匂いがマイルドになっています。
住宅塗り替え施工時は、どうしても溶剤の匂いが室内に入り込み暫くの間匂います。
それが弱溶剤に変わることによって、大分緩和されています。
それから、樹脂がウレタンからシリコンへとグレードアップしています。
違いは、耐候性が高くなっています。
それに、ワイドエポーレには親水性もあります。
汚れにくく、耐光性の高い塗料へと進化したと言うことです。
仕上げ色は前回は屋根が濃い色のグリーン、外壁が明るいオレンジ色でしたが、やはり20年が経過していますので、屋根が濃いブルー、濃紺ですね!外壁は藤色、暗めのピンク色です。
屋根の濃紺は配色するのに勇気が入りましたが、仕上がってみるといい感じになりました。
屋根の色と破風・庇板金・水切り板金の色は同じ濃紺ですが、破風・庇板金・水切り板金色の方がより濃いめとなっています。
玄関部分の目隠し壁には、インド砂岩風の塗装が施されていますが、新築時はこちらはモザイクタイル仕上げとなっていました。
それを、カチオン系のモルタルで埋めて、インド砂岩風にコテで仕上げました。
今回は、薄いグレーに色替えを行いました。こちらもいい感じの仕上がりとなっています。
建物は新築から30年以上も経過していますが、家自体のデザインがオシャレな感じになっていますので、外装の仕上げを新しくしてやると、全く古さを感じませんね!
今回はご依頼ありがとうございました。
それでは動画でどうぞ!
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