この記事は2012年5月28日に書いたものです。

社団法人 日本塗料工業会が発行する色見本帳を私たちは、ニットコウと呼びます。

2011年F版 塗料用標準色

この塗料用標準色は、(社)日本塗料工業会が、建築物・構造物・設備機器・景観設備・インテリアなどの塗料によく使われる色を選び、塗料・塗装および関連業界の標準色として、2年毎に発行しているものです。


1954年に初版を発行して以来、今回のF版で第30版目になり、色票番号だけで色が特定されて伝わるため、色彩設計や塗料の受発注に欠かせないツールとして定着しています。



このF版は、下記の特徴を持っています。

①収録色は、使用頻度の高い色を中心に、しかも塗料で色出しできることを前提にして選定しています。

②色数は、E版の656色をベースに色体系の見直しを行い、色数632色(新色15色、削除色39色)を収録しています。

③今回のF版からは、色覚えの異なる方にも色を区別しやすい、カラーユニバーサルデザイン「CUD」対応色を収録しています。

④環境負担低減のため、全色、鉛・クロムフリー顔料の原色で色出ししています。

この塗料用標準色の有効期限は2013年12月末日


(F版(2011年版)発行にあたってより抜粋)

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎(市)情報へ

にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ

にほんブログ村

宮崎県ランキング