藍鼠色(あいねずみいろ)

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は藍鼠色(あいねずみいろ)です。

藍鼠(あいねず)とは、藍みをおびた暗い鼠色のことです。

「○○鼠」のように鼠がつく色名は江戸中期からみられます。

暗い色や色味をおさえた鼠色は色調も豊富で、「四十八茶百鼠」としてもてはやされました。

『手鑑模様節用』にも「今のあゐねづみ、これ又、にぶいろなるべし」との表記が見られます。

鼠がつく色名は、他にも「利休鼠」「源氏鼠」「小町鼠」などのように人物に因むものや、「深川鼠」や「鴨川鼠」などの地名に因むものなど様々な色名が生まれました。

2月11日今日な何の日?

●建国記念の日
日本国憲法で制定された国民の祝日のひとつ。

建国をしのび、国を愛する心を養うための日とされております。

名称が建国記念日ではなく、建国記念の日・・・・なのは日本が建国された日付けとは関係なく、建国されていること自体を祝うものというニュアンスの違いがあります。

ちなみに、日本が建国された日付に関しては明確になっておらず日本神話、『古事記』、『日本書紀』などを踏まえて初代天皇となった神武天皇の即位日が日本の建国日と考える見方が強め。

神武天皇の即位日、紀元前660年1月1日(新暦:2月11日)戦前までは、神武天皇が即位した日を新暦換算した2月11日は紀元節として、同じく祝日になっておりました。

紀元とは年数の経過を数える基になる年、建国の最初の年の意味。

「紀元節」は後者の意味から付けられております。

●初午いなりの日
2月最初の午の日を初午(はつうま)と呼び、例年全国各地の稲荷神社では五穀豊穣を願うお祭りが行われております。

また、初午にいなり寿司を食べると福を招くと言われていることにちなんで、全日本いなり寿司協会が初午に近い「建国記念の日」と同じ2月11日に記念日を制定しております。

●文化勲章制定記念日
1937(昭和11)年2月11日に文化勲章令が制定され、学問や芸術など、文化の発展に優れた業績をあげた各界の人に文化勲章が贈られることが定められたことにちなんで記念日が設けられております。

第一回目の受賞者は本多光太郎(ほんだ こうたろう)氏:物理学者、幸田露伴(こうだ ろはん)氏:作家、横山大観(よこやま たいかん)氏:画家、佐佐木信綱(ささき のぶつな)氏:歌人、国文学者など9名でした。

文化勲章の授与を行う親授式は、例年11月3日の文化の日に皇居宮殿・松の間で行われております。

それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬

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